一般社団法人 なないろの空

新着情報

お別れ会/クッキング

なないろの空

令和7年3月13日

【活動】お別れ会/クッキング
【ねらい】協力して取り組む/自分でおやつを作って食べる。

春は別れと出会いの季節。今年もなないろの空から多くのメンバーが旅立ち、4月から新しい道を歩んでいきます。少し前からお別れする友だちに向けて、みんなでお祝いのメッセージを書いて色紙を作っていました。お別れ会では色紙贈呈と、お別れするメンバーがみんなの前で、なないろでの思い出を発表してくれました。進行役は次の上級生たちです。お別れは寂しいですが、みんなの成長を感じられてとても嬉しく思いました。会の終わりに、食べるお菓子を自分で選んでデコレーションし、おやつをいただきました。

観察をしよう

なないろの空

令和7年3月12日

【活動】観察をしよう
【ねらい】よく見て描写する。触れて感じる。

今日の活動は花の観察でした。この時期に咲く植物は、春の訪れを感じさせます。梅や椿、つくしやなずな・・・花だけでなく色々な植物を準備しました。色鮮やかな花を並べるだけでも春の雰囲気になりますね。花のそばに名前を書いた紙を置いて、花とその名前を意識する環境を作って活動スタート。花の名前をよく知っている子、ダイナミックに色を塗る子、丁寧に細かいところまで描写する子、それぞれ、よく見て集中して絵を描くことが出来ました。

フリスビーをしよう

なないろの空

令和7年2月19日

【活動】フリスビーをしよう
【ねらい】的に向かって投げる。よく見て投げて、キャッチする。

今日はフリスビーをしようの活動です。久しぶりの活動だったので基本の持ち方、投げ方などを確認してから活動を始めました。このフリスビーは柔らかい素材で出来ており、当たっても痛くないので安心です。フリスビーの経験の少ない児童は的当て、それ以外の児童はグループで行いました。的当ての児童は、的に当たると嬉しくて何度も投げていましたよ。グループでは、フリスビーをお互いに投げてキャッチをしました。上手に投げることは出来てもキャッチが難しい児童が多く、「相手をよく見て投げよう」とアドバイスしたり、励ましたりしながら活動を進めました。みんな身体を動かして楽しい時間を過ごしました。

道案内をしよう

なないろの空

令和7年2月18日

【活動】道案内をしよう
【ねらい】他者の視点に立つ。空間認知力を養う。

今日は地図を使って、道案内をしようの活動を行いました。目的地までの道のりを伝える場合、相手に分かりやすく説明するための学習です。まず、道案内をするポイントとして①まっすぐ、右、左などの方向を伝えること②“〇〇のとなり”など目印を使って伝えること③順序よく説明するためにつなぎ言葉として「はじめに」「次に」「それから」「すると」などがあることを説明してから始めました。“スタート地点から図書館にいくためには・・・?”人形を使って、左右を意識しながら目的地まで道案内をしていきます。進行方向に向かって左右を伝えるのに苦戦する児童には、「人形の右手はどちらかな?」などフォローしながら進めていきました。情報をとらえ、相手に伝えることの難しさが感じられたのではないでしょうか。

~ 作業療法士からのコメント ~

私が小中学生の頃は道を聞かれることがありましたが、今は携帯電話の普及ですぐに地図や経路がみられるので聞かれることが少なくなったと思います。道案内は「伝達スキル」としてとても重要な要素が含まれています!
例を挙げると、情報を正確に覚える力、伝わりやすい順序に整理する力、相手に合わせた言葉で話す力などがあります。学習や発表の場面などにも活かせる力ですね。また、始めは地図をみながら行い、慣れてきたら地図をみないで頭の中で考えて説明をするなど段階的に練習していけるので、相手に伝わりやすく話せるようになったり、言葉で相手に伝える実感にも繋がっていきます。
大人になっても「伝達スキル」は大切だなと感じることが多々あります。子どものときから、人に話す・伝える機会をたくさん持つことが成長したときの財産になっているといいなと思います。これからも様々な経験に触れながらこどもと一緒に大人も学んでいきたいです。

だるまを作ろう

なないろの空

令和7年1月15日

【活動】だるまを作ろう
【ねらい】イメージする力、集中力を育む。

だるまは日本では願いを叶えてくれる縁起物とされています。今年も良い年になりますように、という願いを込めて、だるま作りの活動をしました。まず前日に粘土でだるまの形を作り、絵の具で色付けを行ないます。みんなそれぞれ、手が汚れないように工夫しながら色を塗っていました。中には手が汚れるのを楽しみながら色塗りをする子も・・・。個性豊かなだるまが出来上がり、玄関に縁起物として飾っています。来所された際は、玄関飾りにも注目してみてください。

冬休みの様子

なないろの空

令和7年1月10日

2025年は1月6日からスタートしました。
今回は冬休み2週間の様子をお届けします。今年も色々なことをみんなで経験していこうと計画していますので、よろしくお願い致します。
12月のお楽しみ会では、事前に自分で発表することを決め、それぞれ練習したり作品を準備したりして臨みました。ピアノの演奏や手芸作品、自作の絵本やカードなど・・・緊張しつつもみんなの前で発表を頑張りました。それからビンゴをして景品をゲット!みんなでおやつにスペシャルケーキを食べました。

年明けにはみんなで初詣に行きました。公共の場で安全に移動する約束をしてからおでかけします。帰りに和菓子屋さんでお菓子を買って、お茶会でお抹茶とともに食べました。みんながいつもより良い姿勢でお菓子を食べていたように思います。

書初めをしたり、自由時間にはゆったりと色々な遊びをしました。年末にはみんなでなないろにちなんだカルタ作りもしました。このカルタが大盛り上がりでしたよ。

みんなでバランスゲームを作ろう

なないろの空

令和6年11月12日

【活動】みんなでバランスゲームを作ろう
【ねらい】道具や素材の使い方を工夫して、みんなで協力して作る。

今日は、ゲームをみんなで手作りして遊ぶ活動を行いました。段ボールを切る子、絵を描く子など作業をみんなで分担して行います。ひとつの絵を丁寧に描いていく子、イメージが次々に浮かびたくさんの絵を描いていく子、それぞれのペースで作っていきました。作り終わったら、全員集合。段ボール製の台とトイレットペーパーの芯をみんなで順番に重ねていきます。何段まで重ねられるかな?ハラハラドキドキ、積み上げた塔が揺れるたびに歓声があがっていました。

~作業療法士からのコメント~

個別での制作に取り組み、隣の人がどんな物を作っているのか真似してみたり、独自のアイデアを広げていく作業をすることは、日頃の活動でもよく取り入れています。今回は個別で作った物を持ち寄ってバランスゲームを作成するとなり、支柱となるトイレットペーパーの高さを合わせるためにはみ出た部分をカットすることや土台を小さくならないように切ること、時間内で足りないパーツを協力して作るなど集団を意識して取り組む大切さを学ぶことに繋がりました。
アットホームな雰囲気を活かしながら、集団からの刺激や学びの機会を、今後も増やしていけたらと思っています。

公園へいこう

なないろの空

和6年11月8日

【活動】公園へいこう
【ねらい】公共の場での過ごし方。交通ルールを意識する。

今日は近くの公園で体を動かす活動をしました。 “交通ルールを意識して移動すること”と“公園内での安全な過ごし方”を活動のねらいとして、出掛ける前に交通安全クイズを行いました。みんなが積極的に手を挙げて答えていましたよ。行きも帰りも全員が列になって歩いて帰ることが出来ました。公園ではまずはみんなでドッヂボール。ドッヂボールをする前には、ボールの投げ方について練習してから始めました。全身を使ってボールを投げたり、思いっきり走って外遊びを楽しみました。

山登りをしよう

なないろの空

令和6年10月21日

【活動】山登りをしよう
【ねらい】体のバランスをとって坂道を歩く。

秋の爽やかさを感じる季節になりましたね。今日は山登りをしようの活動で、近くの愛宕山公園にお出掛けし、階段を上って山頂まで行きました。外で体を動かす活動は持久力の向上や集団行動の中で協調性を育むねらいもあります。急な階段に息が切れるスタッフもいましたが、子どもたちは元気いっぱい、力強く歩いていましたよ。全員が列になって登ることが出来ました。山頂に着くと「あそこがなないろだね」「あの建物はなんだっけ?」普段生活しているところの風景を見ながら会話も弾みました。その後は鬼ごっこをしたり、公園の動物を見学して楽しみました。

オリジナルランタンを作ろう

なないろの空

令和6年9月30日

【活動】オリジナルランタンを作ろう
【ねらい】絵の具を使ってオリジナル作品を作る。イメージする力、集中力を育む。

今日はハロウィンの工作を行いました。服が汚れないように自分でエプロンを付けて準備完了。紐を結ぶことで指先を使う練習にもなります。準備が出来たらかぼちゃの土台に子どもたちが色を塗っていきます。「どの色にしよう?」「模様をつけたいな」みんなが集中して色付けを楽しんでいました。みんな揃うと、カラフルで個性豊かなオリジナルランタンが完成しましたよ。ランタンの中にライトを入れて点灯させると・・・自分たちで作ったランタンに、みんなテンションが上がっていました。今後も季節を感じる活動を計画し、子どもたちと季節の変化を楽しんでいきます。

~ 作業療法士からのコメント ~

「トリックオアトリート!」とどこからか聞こえてきそうですね。
今回は、好きなことや得意なことを活かした関わりの重要性についてお話ししたいと思います。
自己有用感(※1)や自己肯定感(※2)の感情が低い状態だと、物事にチャレンジしにくくなったり、抑うつ状態や活力の低下などに繋がりやすいと言われています。
失敗をする体験が多い場合、「こんなことも出来ないのか…」と自己有用感が低くなり、自分を認めづらくなります。好きなことや得意なことから取り組むことで、自分の「できる」に気づきやすくなったり、自信を持つことで色々なチャレンジに繋がりやすくなったりします。何かに集中(没頭)する時間は、集中力の向上や脳にも良い影響があります。その子にとって、楽しいと思って取り組める活動を提案していけるように、日々心掛けていきたいです。
その子の「得意」をみつけるには、「じっくりと見る」、「よく話す」ことです。その子が何に興味を向けているのか、どんな時に目が輝くのか。よかったらお家でも観察してみてください。

※1 自己有用感…他者の評価から影響を受けるもので、その人の能力などを他者から褒められる、認めてもらうことで得られる感情のことです。
※2 自己肯定感…内面的な自己受容からくるもので、自分の存在を信じる、ありのままの自分を認められる感情のことです。

10/31(金)、ハロウィン当日の様子です。買い物学習を行ってから、みんなでケーキを食べました。

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