フリスビーをしよう
なないろの空令和7年2月19日
【活動】フリスビーをしよう
【ねらい】的に向かって投げる。よく見て投げて、キャッチする。
今日はフリスビーをしようの活動です。久しぶりの活動だったので基本の持ち方、投げ方などを確認してから活動を始めました。このフリスビーは柔らかい素材で出来ており、当たっても痛くないので安心です。フリスビーの経験の少ない児童は的当て、それ以外の児童はグループで行いました。的当ての児童は、的に当たると嬉しくて何度も投げていましたよ。グループでは、フリスビーをお互いに投げてキャッチをしました。上手に投げることは出来てもキャッチが難しい児童が多く、「相手をよく見て投げよう」とアドバイスしたり、励ましたりしながら活動を進めました。みんな身体を動かして楽しい時間を過ごしました。
道案内をしよう
なないろの空令和7年2月18日
【活動】道案内をしよう
【ねらい】他者の視点に立つ。空間認知力を養う。
今日は地図を使って、道案内をしようの活動を行いました。目的地までの道のりを伝える場合、相手に分かりやすく説明するための学習です。まず、道案内をするポイントとして①まっすぐ、右、左などの方向を伝えること②“〇〇のとなり”など目印を使って伝えること③順序よく説明するためにつなぎ言葉として「はじめに」「次に」「それから」「すると」などがあることを説明してから始めました。“スタート地点から図書館にいくためには・・・?”人形を使って、左右を意識しながら目的地まで道案内をしていきます。進行方向に向かって左右を伝えるのに苦戦する児童には、「人形の右手はどちらかな?」などフォローしながら進めていきました。情報をとらえ、相手に伝えることの難しさが感じられたのではないでしょうか。
~ 作業療法士からのコメント ~
私が小中学生の頃は道を聞かれることがありましたが、今は携帯電話の普及ですぐに地図や経路がみられるので聞かれることが少なくなったと思います。道案内は「伝達スキル」としてとても重要な要素が含まれています!
例を挙げると、情報を正確に覚える力、伝わりやすい順序に整理する力、相手に合わせた言葉で話す力などがあります。学習や発表の場面などにも活かせる力ですね。また、始めは地図をみながら行い、慣れてきたら地図をみないで頭の中で考えて説明をするなど段階的に練習していけるので、相手に伝わりやすく話せるようになったり、言葉で相手に伝える実感にも繋がっていきます。
大人になっても「伝達スキル」は大切だなと感じることが多々あります。子どものときから、人に話す・伝える機会をたくさん持つことが成長したときの財産になっているといいなと思います。これからも様々な経験に触れながらこどもと一緒に大人も学んでいきたいです。