フープを投げよう
なないろの空令和6年4月2日
【活動】フープを投げよう
【ねらい】物との距離感をつかむ。投げるタイミングや投げる力加減を知る。
春休みも折り返し。今日はみんなで斐川町の菜の花畑と桜を見に、おでかけをしました。菜の花が満開で、一面黄色い菜の花に春の訪れを感じました。
活動ではフープ投げを行いました。まずは、フープの持ち方から学び、真っすぐ投げられるように練習をしました。「なかなか跳ばない!」と何度も挑戦する姿に、スタッフも見ている友だちも「頑張れー」と応援の声をかけ、みんなで協力しながら取り組みました。フープキャッチではスタッフの投げる様子やフープが飛んでくる方向をよく見て、全身を動かすことができました。
~作業療法士からのコメント~
今回はフープを使って、「握る」、「投げる」、「伸ばして止める」の動きに着目をした活動でした。
フープの形に合わせて握ることや投げる動作に繋げるために、落とさない程度の力加減をして握ることが必要です。投げる際は、両手を同じタイミングで離すこと、腕だけではなく膝のクッションを使いながら体を曲げて腕を引くスペースを作ることなどが重要になります。フープを腕や足でキャッチする動きでは、飛んでくる方向に腕を伸ばす、フープが落ちないように体に力をこめて腕を止めなければいけません。これらひとつひとつの動作を見ながら、生活場面での困りごとや動作に繋げられるよう心掛けています。